育休明けの転職はいつから?失敗しないタイミングを採用担当が実体験をもとに解説します

キャリア形成

育休明け、転職を考え始めたとき、

「今動くのは早いのかな?」

「復職してからの方がいいのかな?」

と、タイミングに悩む方はとても多いです。

私自身も、育休中から転職を意識し、

復職後3か月で転職した一人です。

人事として約10年弱、主に採用に関わってきた立場でもあり、

一人の当事者として悩んだ経験から、

この記事では

「育休明けの転職はいつから考えるのがいいのか?」

を整理していきます。

【結論:育休明けの転職に“正解のタイミング”はない】

結論から言うと、

育休明けの転職に、誰にでも当てはまる正解の時期はありません。

大切なのは、

「いつから動くか」よりも、

「なぜ転職したいと思ったのかが整理できているか」です。

実際の採用の場でも、

復職直後か、少し時間が経っているかより、

その人自身の考えが整理されているかを重視して見ていました。

【私が育休明けに転職を考えた理由】

ここからは、私自身の話です。

私は育休中から転職活動を始め、

復職後3か月で転職しました。

転職を考えるようになった理由は、大きく3つあります。

1つ目は、働き方への不安でした。

育休中、会社はコロナの影響でフルリモートに移行していましたが、

状況が落ち着き次第、将来的にフル出社へ戻す方針だと聞きました。

世の中的には

「リモートは生産性が落ちる」

と言われることもありますが、

私自身は、出社せずとも同等以上の仕事ができている実感があり、

リモートで効率よく働くスタイルが、自分には合っていると感じていました。

その働き方が続けられないかもしれない、

という点に、大きな不安を覚えました。

2つ目は、復職後の役割についての違和感です。

育休中に上司と電話で面談をした際、

「復職後は、できるだけ責任のない仕事をお願いするつもり」

という話がありました。

上司としては、配慮のつもりだったのだと思います。

ただ私には、

「それって、やりがいのある仕事は任せてもらえないということ?」

と、少しマイナスな印象として残りました。

子育てをしながらでも、

自分なりに責任を持って働きたい。

その気持ちと、会社の考えにズレを感じた瞬間でした。

3つ目は、人とのつながりの変化です。

育休中、よく一緒に仕事をしていたメンバーが

次々と退職してしまいました。

復職後の職場を想像したときに、

これまで築いてきた人間関係が薄れてしまうことにも、

不安を感じるようになりました。

【実際に転職してみて気づいたこと】

こうした理由から転職活動を行い、

私は10人弱のベンチャー企業へ転職しました。

その後、価値観の違いに気づき、

さらに転職を重ねて、今の会社にいます。

結果として、今の環境が一番自分に合っていると感じています。

この経験から強く思うのは、

転職は「成功・失敗」だけで語れるものではないということです。

良かった点もあれば、

「もう少しこうすればよかったな」

と感じる反省点も、正直たくさんありました。

【育休明けの転職で大切だと感じたこと】

私自身の経験と、

採用担当として見てきた立場の両方から感じるのは、

転職を考えるときこそ、

自分の状況や気持ちを整理することが本当に大切だということです。

・なぜ転職したいと思ったのか?

・何に不安を感じているのか?

・どんな働き方なら、無理なく続けられそうか?

ここが曖昧なまま動くと、

「思っていたのと違った」

となりやすくなります。

働くうえで大事にしたい価値観は、人それぞれ違います。

「なんとなく今より楽そう」

「〇〇が嫌だから辞めたい」

といった目先の状況だけを理由に転職してしまうと、

同じ悩みを繰り返してしまう可能性も高くなります。

大切なのは、

10年後、20年後にどんな暮らしをしていたいか。

どんなふうに人生を歩んでいきたいか。

そのために、どんな働き方・どんな環境なら実現できそうか。

人生を少し長い目で見て逆算してみると、

「自分が大事にしたい基準」が、少しずつ見えてくるはずです。

ただ、これを一人で整理するのは、正直かなり大変です。

家族や友人に相談するのももちろん大切ですが、

後悔しない転職にするためには、

客観的な視点を持つプロのエージェントに相談するのも、

一つの有効な選択肢だと感じています。

【時短勤務や評価が気になる方へ】

育休明けの転職を考える中で、

「この先も、時短勤務でちゃんと評価されるのかな?」

と不安になる方も多いと思います。

育休明け・時短勤務でも、

評価されやすい人にはいくつか共通点があります。

人事として採用に関わってきた視点から、

その考え方について整理した記事もあるので、

あわせて読んでみてください。

▶︎(関連記事リンク:時短勤務でもキャリアを積める人の考え方

【まとめ:タイミングよりも、自分の整理を大切に】

育休明けの転職は、

早いか遅いかで判断するものではありません。

大切なのは、

自分の違和感や希望にきちんと向き合い、

納得できる理由を持って動けているかどうかです。

私自身、転職を通じてたくさんの気づきがありました。

成功した点も、反省点も含めて、

「整理してから動くこと」の重要性を実感しています。

育休明けでも、子育て中でも、

あなたに合う環境は、きっとあります。

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