ワーママとして転職を考えたとき、
「転職エージェントって使った方がいいのかな?」
「登録したら無理に転職させられそうで不安…」
と感じる方も多いと思います。
私自身、人事(採用担当)としての経験に加え、人材紹介会社で
キャリアアドバイザー(CA)・リクルーティングアドバイザー(RA)の両方を経験しました。
また、私自身も転職を3回経験していますが、
すべて転職エージェントを利用しています。
その立場・経験を踏まえて感じているのは、
転職エージェントは「使う・使わない」ではなく、
“どう使うか”がとても重要だということです。
この記事では、
ワーママ転職において、エージェントを使うメリット・デメリット、
そして後悔しにくい付き合い方を、実体験ベースでお伝えします。
そもそも転職エージェントって何をしてくれるの?
転職エージェントは、
「仕事を紹介してくれる人」
というイメージを持たれがちですが、実際には役割が分かれています。
・求職者側を担当するキャリアアドバイザー(CA)
・企業側を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)
この両者が間に入り、求人紹介だけでなく、
条件調整や選考サポートを行っています。
ちなみに、
「エージェントって利用するのにお金かかるの?」と聞かれることもありますが、
転職エージェントは利用者側は完全無料で使えます。
エージェントは、
企業側から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、
求職者が費用を支払うことはありません。
まずは情報収集や相談だけ、という使い方でも問題ありません。
ワーママ転職でエージェントを使うメリット
ワーママ転職において、
エージェントを使うメリットは大きく3つあります。
メリット① 自分では聞きづらいことを代わりに確認してくれる
・時短勤務の実態
・急なお休みへの理解度
・実際にワーママがどのくらい働いているか
こうした内容は、
面接の場で直接聞くのは
少しハードルが高いと感じる方も多いと思います。
エージェントを通すことで、
事前に企業側へ確認してもらえるケースも多く、
ミスマッチ防止につながります。
メリット② 面接での伝え方を一緒に整理できる
CAとして多くの方を見てきて感じたのは、
ワーママの方は、伝え方ひとつで損をしているケースが多い
ということです。
・条件の伝え方
・転職理由の整理
・不安の言語化
第三者が入ることで、客観的に考えを整理しやすくなります。
メリット③ 条件交渉やスケジュール調整を任せられる
私自身が、「これは一人では正直しんどかったな」と感じたのが、
条件交渉や選考スケジュールの調整です。
たとえば、
A社から先に内定をもらい「〇日までに回答してください」
と期限を提示された一方で、B社はまだ選考途中。
「B社の面接を受けてから決めたいけど、A社を逃すのも不安…」
そんな場面がありました。
このとき、
エージェントが間に入ってくれたことで、
A社には回答期限の調整を、B社には選考スピードの相談をしてもらえました。
自分一人で企業とやり取りしていたら、
精神的にも時間的にもかなり負担が大きかったと思います。
また、年収や条件面についても、
自分からは言いづらいことをエージェントが代わりに交渉してくれたのは、
正直とても助かりました。
実はあまり知られていない?メリット|再就職手当の話
もうひとつ、
結果的に「使っていて良かった」と感じたのが再就職手当です。
エージェント経由での転職は、
ハローワークの職業紹介事業を利用した形になるため、
条件を満たせば再就職手当を受け取ることができました。
同じ会社に転職する場合でも、求人サイトからの直接応募では対象にならず、
エージェント経由だったからこそ受給できたケースでした。
金額の大小というより、
「知らなかったらもらえなかったお金」だったので、
ラッキーだったなと感じています。
※再就職手当は条件やタイミングによって異なるため、
詳しくはハローワークやエージェントに確認してください。
一方で、デメリットもある
もちろん、
エージェントにもデメリットはあります。
デメリット① 担当者との相性に左右される
キャリアアドバイザーも人なので、
相性の良し悪しはどうしてもあります。
・話をちゃんと聞いてくれない
・条件ばかり優先される
・ペースが合わない
と感じた場合は、無理に我慢する必要はありません。
デメリット② 転職を急かされることがある
エージェントは成果報酬型のため、
状況によっては
転職を前提とした提案が増えることもあります。
ただし、
「今すぐ転職するつもりはない」
「まずは整理や情報収集がしたい」
と最初に伝えておくことで、関係性は調整できます。
ワーママがエージェントを使うときのコツ
CA/RA両方を経験して感じた、
ワーママ向けのポイントをまとめます。
コツ① 転職軸をある程度整理してから相談する
転職軸が整理できていると、
エージェントとの会話がスムーズになります。
「何が譲れないか」
「何は調整できるか」
を言葉にしておくのがおすすめです。
コツ② でも、整理が難しければ手伝ってもらってOK
一方で、
転職軸を一人で整理するのが
難しいと感じる方も多いと思います。
そんな場合は、
転職軸の整理そのものをエージェントに手伝ってもらう
という使い方も、十分アリです。
質問に答えていく中で、
自分では気づいていなかった価値観が
言語化できることもあります。
「いきなり求人紹介はちょっと…」
という場合は、
その気持ちを最初に伝えたうえで、
整理の相談から始めてみてください。
コツ③ 合わなければ、距離を取っていい
エージェントは、
必ず使わなければいけない存在ではありません。
違和感を覚えたら、
ペースを落とす、
担当変更をお願いする、
別の手段を検討する。
それも、
自分のキャリアを守る立派な選択です。
まとめエージェントは「判断を助ける存在」
転職エージェントは、
転職を決断させるための存在ではありません。
自分の状況や考えを整理し、
選択肢を増やすためのサポート役です。
ワーママとして、
仕事も家庭も大切にしたいからこそ、
一人で抱え込まず、
使えるものは上手に使ってみてください。
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